風土環境

美しい山がある。
清らかな水がある。
だから清水町。
日本の食料基地としての北海道・十勝地方。
広大な十勝平野の西側、日高山脈の裾野に
わたしたちは牧場をかまえています。
山からの爽やかな風、
雪どけ水が源の清流や井戸水に
恵まれた自然環境は
何にも代えがたい誇りなのです。

牛舎環境

牛舎環境

クリーンな牛舎は、
牛の過ごしやすさのため。
「愛情をかけて育てる」とは、ストレスを感じさせないで日々を過ごしてもらうことだと思います。十分な広さをもつ各牛舎には光、風が心地よく届きます。スタッフは念入りに牛舎を清掃。消毒作業には「有効微生物群」を活用。化学物質で「菌を殺す」のではなく、多様な微生物のチカラを借りて、牛にとって「好ましくない菌」の発生を抑制しています。その証拠に一般的な牛舎とはちがって臭いの少なさを実感することができます。

牛の世話

思いだけでは
育たないけれど、

思いがなくちゃ、
この仕事はできない。
牛は4つの胃をもつ生き物。消化器官の健康が重要です。コスモスファームでは飼料に自社栽培の「飼料用とうもろこし」や微生物飼料なども配合。また牛の排泄物に微生物が混ざることで堆肥を発酵させる役割も。自然由来の良い循環を生み出しているのです。

牛の世話

会社概要

社名 有限会社コスモス
代表 代表取締役 竹中良典
住所 〒089-0357
上川郡清水町御影南5線51番地7
TEL 0156-63-3330
登録番号 T1460102005800
URL https://kosmosfarm.com/
敷地面積 8町(8ヘクタール)
常時飼養頭数 800頭
従業員数 9名
事業内容 1 和牛繁殖
2 和牛育成
3 素牛販売
4 畜産物の販売

地域とともに

01 牧場のあり方

1

衛生管理の徹底

牛たちが元気に成長していくには、清潔な牛舎が必要です。各牛舎では、牛の寝床の交換周期を早めることで臭いの少ない衛生的な飼育環境を整えています。
特に小さな仔牛たちの寝床については、床替え後には必ず高圧洗浄機による洗浄を実施しており、仔牛たちは常に清潔な環境で生活しています。

2

命を諦めない

牛たちに中には、ケガや病気をする牛もいれば、生まれた時から弱い子もいます。「経済動物」である以上、大きくなれないと判断された子は殺処分となります。
ですが、私たちは特別牛舎を設け、「大きくなれるかもしれない」との思いで限界まで世話をします。それが命を育て、いただく我々の責任だと考えています。

02 人にやさしく、安心して働ける場所へ

1

資格取得をサポート

重機の作業免許や人工授精師など、牧場での仕事に必須な免許・資格を取得する際、会社が費用等をサポートします。

2

意見交換会・勉強会の実施

定期的に意見交換の場や、外部講師を招き知識共有のための勉強会を実施しています。

3

定期健診

牧場での仕事は、体が資本。健康管理は必要不可欠です。そこで年に1回、定期健診を実施しています。

03 地域社会とのつながり

1

地元の子供たちへ牛肉の無償提供

「地元の子供たちに、地元で育てた牛のお肉をお腹いっぱい食べてもらいたい」。
そんな思いから、小学校・中学校の給食に、牛肉を無償提供しています。給食を通じて、未来ある子供たちの笑顔に少しでも貢献できれば、これほど嬉しいことはありません。

2

地元の農家さんへ堆肥を有償提供

牛を育てるうえで必ず発生するものが堆肥です。コスモスファームでは、長い時間をかけて発酵させる完熟堆肥を作っています。じっくり発酵させることで、しっかりと分解が進んだ良質な堆肥が生まれます。
この完熟堆肥は近隣の農家さんが畑に利用し、大地の実りへと還元されていきます。そして、そこで育った麦わらを牛たちの餌として活用させてもらっています。

受賞歴

十勝清水コスモスファーム
受賞歴

2020年 六次産業化優良事例表彰(経営部門)優秀賞
農林水産省 六次産業化アワード
2019年 第14回HAL農業省 優秀賞
2017年 「料理王国100選」受賞
「よしもと47シュフラン」受賞
2016年 「フードアクションニッポンアワード」受賞
2015年 「北のハイグレード商品」受賞
1996年 全畜連肉用牛枝肉共進会(ホルスタイン種去勢牛の部)最優秀賞
1995年 全畜連肉用牛枝肉共進会(ホルスタイン種去勢牛の部)優良賞
1994年 全畜連肉用牛枝肉共進会(ホルスタイン種去勢牛の部)優良賞
1991年 全畜連肉用牛枝肉共進会(ホルスタイン種去勢牛の部)優秀賞